Apple IDでのログインを可能にするためには、先ずApple Developerで「App IDs、Services IDs、Keys」の設定を完了する必要があります。
顧客がApple IDを利用してショップにログインできるようにするためには、Apple Developerで「App IDs、Services IDs、Keys」の設定を完了する必要があります。
Apple IDを利用したログイン機能(「Appleでサインイン」)の設定方法とApple Developerウェブサイトでの設定方法は、以下の内容をご確認ください。
設定を行うためには、Apple Developerのアカウントと現在サービス中のアプリ(App)が必ず必要となります。
Apple Developer アカウント作成ガイド
▶ Apple Developer アカウントの作成方法 (Click)
▶ Apple Developerアカウント作成ガイド(個人) (Click)
▶ Apple Developerアカウント作成ガイド(法人) (Click)
ログイン連携のために必要な必須情報の確認
Apple Developerでの設定の際に必要となるショップ関連の情報を予め用意してください。
必要情報は以下の通りです。設定に必要となるため、PCのメモ帳などに記入・保存してください。
1. メインドメイン / 越境ECショップのドメイン
2.メインドメイン(モバイル) / 越境ECショップのドメイン(モバイル)
3. Return URLs
- https://メインドメイン/Api/Member/Oauth2ClientCallback/apple/
- https://www.メインドメイン/Api/Member/Oauth2ClientCallback/apple/
- https://メインドメイン(モバイル)/Api/Member/Oauth2ClientCallback/apple/
- https://越境ECショップドメイン/Api/Member/Oauth2ClientCallback/apple/
- https://越境ECショップドメイン(モバイル)/Api/Member/Oauth2ClientCallback/apple/
※ Return URLは「https://」プロトコルノURLのみ登録が可能です。
「http://」プロトコルを使用している場合、ショップ管理画面の[ショップ管理>基本情報設定>ドメイン設定]でリダイレクト設定を「使用する」に変更後、Apple IDでのログイン設定を行ってください。(詳細を見る)
Apple Developerでの「App ID、Service ID、Key」の設定方法
▶ Apple Developer ウェブサイトへ (Click)
※ 注意事項:Apple Developerで直接作成した設定である場合を除き、設定を修正または削除してはなりません。<br>
設定を修正または削除する場合、連携中のアプリに影響を与え、エラーの原因となる可能性があります。
1. App IDを設定します。
1) 位置:Account>Certificates、Identifiers & Profiles>Identifiers
Identifiersの横に表示される「+」アイコンをクリックして「App IDs」を選択後、「Continue」ボタンをクリックします。
2) Select a typeで「App」を選択し、「Continue」ボタンをクリックします。
3) 設定情報を入力後、下部の「Sign in with Apple」チェックボックスにチェックを入れて、上部の「Configure」ボタンをクリックします。
① Description:アプリに関する説明テキストを入力します。例) ショップIDsignin
② Bundle ID:App Idの区分値を入力します。例)「com.ショップID.signin」
2. Service IDを設定します。
Service IDはApp IDとは異なり、追加的なサービスを提供する際に必要となるIDとなります。
"1) 位置:Account>Certificates、Identifiers & Profiles>Identifiers
Identifiersの横に表示される「+」アイコンをクリックして「Service IDs」を選択後、「Continue」ボタンをクリックします。 "
2) 設定情報を入力します。
① Description:アプリに関する説明テキストを入力します。
② Identifier:「Bundle ID + .+ 簡単な区分値」を入力します。例) 「Bundle ID.signin」
③ Configureボタンが有効になるのを確認し、クリックします。
入力した情報を確認後、① Registerをクリックして内容を保存すると登録が完了します。
3) Configure情報を入力します。
一覧から新しく登録したService IDをクリックします。
クリックすると、以下のように「Sign in with Apple」が表示されることを確認できます。
① チェックボックスにチェックを入れると、②のConfigureボタンが有効になります。
② Configureボタンをクリックすると、情報を入力できるレイヤーポップアップが表示されます。
4) Configure情報を入力します。
① Primary App ID:App IDを選択します。
② 入力欄にショップのメインドメインを入力します。
- 複数のドメインを入力する場合、カンマ(,)で区切って入力してください。
③ 上の「必須情報」で収集したReturn URLsを入力してください。
- 複数のReturn URLsを入力する場合、カンマ(,)で区切って入力してください。
④「Next」ボタンをクリックすると表示される以下の画面から入力内容を確認後、「Done」ボタンをクリックします。
5) 正常に完了すると、以下の画面が表示されます。
6) 以下の画面で「Save」ボタンをクリックすると、Service IDの設定が完了します。
3. Key IDを作成します。
1) 位置:Account>Certificates、Identifiers & Profiles>Keysで「(+)」ボタンをクリックします。
2) Key情報の入力および設定を行います。
①「Sign in with Apple」のチェックボックスにチェックを入れます。
②「Configure」ボタンをクリックして設定を行います。「Primary App ID」で「App ID」を選択後、「Save」ボタンをクリックします。
③「Register」をクリックします。
④ 以下の画面から、Keyファイルをダウンロードします。
※ 注意事項:Keyファイルのダウンロードは1回のみ可能です。ダウンロードしたファイルの保存・保管にご注意ください。
3)「Done」ボタンをクリックすると、Key IDの作成が完了します。
Cafe24ショップにおけるソーシャルログインの設定方法
1. ショップの管理画面でソーシャルログイン機能の使用設定を行います。
1) 位置:管理画面の[ショップ設定>会員設定>ソーシャルログイン]メニューに移動します。
2)「Appleログイン」項目を「使用する」に設定すると、以下のように入力欄 が表示されます。
Appleログイン(「Appleでサインイン」)の場合、「Client ID、Team ID、Key ID」が基本ショップと越境ECショップで共通使用されます。
"基本ショップで情報を入力すると越境ECショップにも同じ情報が自動で反映されるため、<br>
Apple DeveloperでReturn URLを入力する際に各越境ECショップのドメインを全て入力して<br>
使用すると、より効率的な運営が可能になります。"
3) 設定情報はApple Developerの情報を確認しながら入力してください。
①「Client ID」は、Cafe24 DevelopersでService IDを作成する際に設定した「Identifier」を意味します。
②「Team ID」は、Cafe24 Developersの「App ID Prefix」にて確認できます。
- 位置:Account>Certificates、Identifiers & Profiles>Identifiers>App ID (クリック)>Edit your App ID Configuration
③「Key ID」は、Apple Developerの「Key ID」を意味します。
- 位置:Account>Certificates、Identifiers & Profiles>Keys>View Key Details
④「AuthKey」は、 App IDのKeyファイルで、拡張子は「.p8」です。
⑤ 内容を保存すると、ソーシャルログインの設定が完了します。
ソーシャルログイン設定が完了しました。