「ドメイン認証設定」は、Facebookチャネルと連携されている越境ECショップのメインドメインを簡単に認証できる機能です。
ドメイン認証設定の概念と使用方法について教えてください。
「ドメイン認証設定」は、Facebookチャネルで越境ECショップのメインドメインを簡単に認証できる機能です。「チャネル設定」のクリック時に表示されるポップアップでインストールを完了すると、チャネル設定画面にアクセスすることが可能になります。
チャネル設定メニュー内の「ドメイン認証設定」項目でメインドメインの認証を行うことができます。
[ショップ管理>基本情報設定>ドメイン設定]に登録されている各越境ECショップの「メインドメイン」のURLが自動で読み込みされるため、「認証」ボタンをクリックするだけで認証が完了します。(連携されている転送ドメインがある場合、転送ドメインのURLが読み込みされます。)
ドメイン認証は必ず必要となりますか?
はい。以下の理由から、ドメイン認証を完了することをお勧めしております。
1. 保有しているドメインに対する所有権証明のため
他人によるドメインの不正使用(許可を得ず広告のランディングURLとして使用するなど)を防ぐために、ドメイン設定が必要となります。
▶ 広告リンク編集のアクセス許可を管理する(Click)
2. 合算イベント測定でウェブイベント設定を使用するため
iOS 14.5 に備えてのキャンペーン最適化に使用できるコンバージョンイベントの数は、サブドメインを含め、1ドメイン当たり8件に制限されます。合算イベント測定およびウェブイベント設定では、認証済みのドメインに限ってイベント設定を適用することが可能です。
▶ iOS 14.5 に関するAppleの発表内容を確認する(Click)
▶ ビジネスマネージャのドメイン認証について(Click)
3. コマース機能の円滑な使用のため
FacebookショップやInstagramショッピング、商品タグなど、Facebookが提供するコマース機能をよりスムーズに使用するためには、カタログ商品に対して一つのデフォルトドメインを認証する必要があります。
▶ Instagramショッピング設定ガイド(Click)
▶ カタログ内の商品のウェブサイトドメインを更新する(Click)
ドメインの認証方法について教えてください。
Facebookが提供しているドメイン認証方法には、「メタタグ/HTMLファイルのアップロード/DNS TXTレコード」の3つの方法があります。
Facebookチャネルでは、メタタグによる認証方式を採用しています。
「認証」ボタンをクリックすると、ウェブサイトのhead部分にメタタグが挿入され、ビジネスマネージャーとドメイン間の認証まで自動で行われます。
認証が可能なドメインの条件を教えてください。
Facebookチャネルがインストールされている越境ECショップのメインドメインに限って認証が可能です。 ドメインのURLは、管理画面の[ショップ設定>基本設定>ドメイン設定]から自動で読み込まれます。
この時点でドメインの有効期限が満了している場合は、認証手続きを行うことができません。Cafe24で購入したドメインを使用している場合はドメインの満了日が自動で認識され、案内メッセージが表示されますが、他社・他機関で購入したドメインである場合は管理画面の[ショップ設定>基本設定>ドメイン設定]に登録されている情報を読み込むことになるため、有効期限などに関する追加的な処置や管理が必要となる可能性があります。
なお、「facebook.com」や「https://facebook.com」のようにFacebookによる承認が不可能な形式のドメインを使用する場合、別途の案内に従いドメインを修正することになる可能性がありますのでご注意ください。
ドメインの認証を取り消す方法を教えてください。
認証済みのドメインである場合、メインドメインのURLの横に「削除」ボタンが表示されます。削除ボタンをクリックすると、ドメインの認証を取り消すことができます。
Facebookチャネルでドメインの認証・削除をすべて行う場合、ウェブサイトに埋め込まれたメタタグをはじめ、ビジネスマネージャーと該当ドメインの所有権まですべて削除されます。
一方、HTMLファイルのアップロードまたはDNS方式で認証したドメインである場合、Facebookチャネル経由の認証ではないため、別途の認証手続きが必要となります。Facebookチャネルで認証を行ったドメインの認証を削除する際において、登録されているHTMLファイルやDNS TXTファイルへの影響は生じません。
よくある質問
1. 過去にドメイン認証を行っています。Facebookチャネルの利用に支障はありませんか?
- Facebookチャネルと連携されているビジネスマネージャーでメインドメインの認証を行っても、Facebookチャネルを通して認証されたドメインでない場合は「未認証」で表示されます。
-「未認証」に表示されている状態で「認証」ボタンをクリックすると、ビジネスマネージャーで認証されたメインドメインとFacebookチャネルの間で連携が行われ、ステータスが「認証済み」に変更されます。
2. ドメインを再認証したいのですが、過去に連携を行ったビジネスマネージャーを確認できません。
- チャネル設定ページに表示されるポップアップで「お問い合わせ」をクリックし、Facebookのビジネスヘルプセンターまでお問い合わせください。
3. モバイル用URLは別途の認証が必要となりますか?
- 管理画面の[ショップ設定>サイト設定>環境設定>モバイル(タブ)>]の「Mobile用デザイン使用設定」項目が「使用する」に設定されており、モバイル用URLが存在する場合において、そのURLが「.(メインドメイン)cafe24shop.com/m」の形であればメインドメインのサブドメインとして認識されるため、別途の認証は必要ありません。
4. ドメイン認証を完了したのですが、合算イベント測定(AEM)のウェブイベント設定に該当のドメインが表示されません。
- 現在、Facebookの政策上、合算イベント測定およびウェブイベント設定は、「eTLD+1」形式のドメインにのみ対応しています。
5. チャネル設定のポップアップにドメインのURLを選択する画面が表示されます。「ドメイン認証設定」機能と関係がありますか?
- チャネル設定ポップアップの初期画面でInstagramショッピングを選択したが、まだ検討・承認が完了していない場合、ドメインの選択画面が表示されることがあります。認証機能とは関係がないため、必ず「ドメイン認証設定」項目からドメインの認証を行ってください。
6. Facebookのビジネス設定からドメインを「Remove」した場合、Facebookチャネルへの影響はありますか?
- Facebookビジネスマネージャーの[ビジネス設定>ブランドセーフティ>ドメイン]からドメインの「Romove」を行うと、ビジネスマネージャーとドメイン間の認証関係が解除されます。Facebookチャネルのドメイン認証も削除され、ステータスが「未認証」に変更されますのでRomoveの際にはご注意ください。ただし、Facebookビジネスマネージャーのビジネス設定で「Remove」を行っても、メタタグやHTMLファイル、DNS TXTレコードファイルは削除されません。
7. 時間をおいて繰り返し試しても、ドメインを認証できません。原因は何ですか?
- Facebookの政策上、ウェブサイトの検討ができない場合があります。下の「シェアデバッガー」ページにウェブサイトのURLを入力すると結果を確認できますので、問題の解決にご参照ください。
▶ シェアデバッガー(Click)